永遠のサボり魔

オーディオとかアイマスとかVTuberとかWEB小説に関する雑記

第8回シンデレラガール総選挙を終えて

令和元年5月20日正午。全国数十万人が期待と不安に押しつぶされそうになる中,第8回のシンデレラガール総選挙の結果が発表された。

 

1位 本田未央

2位 北条加蓮

3位 夢見りあむ

4位 遊佐こずえ

5位 佐城雪美

 

10位から順に表示され,5位をみたとき,歓声が上がった。

無意識に大声を上げていた。

あまり長くはないながらも,見守ってきた少女が総合5位という躍進を果たした。

嬉しかった。プロデューサーをやっていて良かったと,心底思った。

 

  

私のプロデューサー歴というのは長くはない。モバマスは2ヶ月,ライブに行くようになって1年,デレステで3年程度。

アイドルマスターというコンテンツ自体はニコニコ動画のおかげで知っていたし,大学時代の友人がPだったため,曲も多くを知っていた。だが私はそれをコンテンツとして楽しんでいただけで,決してプロデューサーではなかった。(知った時期もゼノグラシア前後かなあ…?ごまえーとか,とかちが流行りだしたあたりです)

ライブをやっているのは知っていたが,興味はみじんも無かった。2011年にアニメが放送されても全話見ていなかったし,シンデレラガールズは存在も知らなかった。

最初にシンデレラガールズを認識したのは,たぶんアイマスMADで聞いた「あんずのうた」だったと思う。「エージェント夜を往く」のフレーズがあったため,アイドルマスターの新曲かな?と思った程度だ。

シンデレラガールズのアニメも2.3話で切った記憶がある……。

この当時,私は音ゲーにハマっていた。2012年からサービスが始まったSOUND VORTEXに夢中だった。

数年ほど経ち,他の音ゲーも触れてみたいなと考えていた折,スターライトステージの存在を知った。アイドルマスターの名を冠しているが,(アニメ全然見てなかったので)全く知らないアイドルたち,どこかで何曲か聞いたことある程度でほぼ知らない曲ばかり。で,音ゲー。興味を覚えて早速インストール。プレイした。

弧を描くように落ちてくるノーツ!認識難なフリック!タイミングが合わなくて溶けるライフ!少ないスタミナで全然プレイできない!

即飽きた。スマホ音ゲーなんて他にもあると,確かDeemoとかCytusをプレイしていた。

まともにプレイするようになったのは,スマホを買い換えてからだったはず。画面大きくなったし,3Dキャラもちゃんと見れるだろう,と,そんな感じで。そのときは確かスカチケがあって,10連で出たのが佐城雪美で,交換したのが櫻井桃華だった(はず)。この二人と最初に出たありすはお気に入りで,SSRも全然いなかったのでユニットには必ずこの三人を入れていた記憶。ロリ3人で多くの曲をプレイした。

MV眺めたり,音ゲープレイしたり,気に入った曲があればCDを買ったり,と,アイマスのコンテンツにハマり始めたのがこの頃。だいたい2年くらい前。デレステだけだったので総選挙とかも気づかず,ただ単に楽しんでいた。この頃はまだPではなく,コンテンツが好きなだけのライト層だったと思う。

 

意識が変わったのが1年前。第7回シンデレラガール総選挙だった。デレステでも選挙へ投票可能になったため,そのときは気軽にお気に入りだった雪美に数十票程度投票したくらいだった。ログインボーナスと走ることをしないイベント報酬で得た票はそんなもの。お祭りに参加しよう,とそんな気軽な気分だった。

一ヶ月ほど経っての結果発表。全体順位を見て衝撃を受けた。

 

17位 南条光(Pa2位)

18位 佐城雪美(Co8位)

19位 喜多日菜子(Pa3位)

 

全体5位まで,各属性3位までがCDになり,声が付いてなければ声が付く。パッションの2位と3位とほぼ変わらない順位なのに,雪美には声が付かない。ほぼ毎日のように見てる,画面の真ん中で踊る雪美に声が付かない。これに,不思議なほどショックを受けた。

そのあとから,生活にアイマスの比率が増えていった。CDを買いあさり,ハイレゾ音源を買いあさり,グッズも買い……ライブは気づいたらSS3A終わっていたので6thのLVが初のライブと,参戦を決めた。

初めて見たアイマスのライブ。行ったのはメットライフドームの二日目。コールなんて全然知らない。サイリウムも持ってない。なんなら演者の顔も名前もあまり覚えていない。だが,楽しかった。ステージ上にアイドルたちがいた。

公演を終えて,家に帰って落ち着いたあと,泣いた。

どうして今までこんな楽しいものに見向きもしなかったのだろうと,後悔で泣いた。悔しかった。10年以上も,知る機会はたくさんあった。触れてもいた。気づくのが遅すぎた。だけれど,気づけた。アイマスは楽しい,と。

ナゴヤドームは両日ともLVを見に行った。過去のライブBDを見て予習もした。サイリウムもちゃんと買った。

超楽しかった。公演後,現地とLVの会場で響き渡る「アイマス最高!」のコールに気持ちを込めて参加した。

ナゴド1日目だったかな…ほたるのCD発売決定の報告で,目の前のPが泣き崩れた。ほたるPだったんだろう。人ごとじゃ無いな,と心底感じた。

2月の振り返り上映は全日程行った。セトリもコールもわかるから余裕を持ってライブを楽しめた。BDの発売まだですかね……。

12月から新アイドルがどんどん追加されてきた。古参のデレPたちには数年ぶりの新人だろうけれど,いかんせん私は新人P。アイドルの顔も名前も全員覚え切れていないのでもっと増える!?と嬉しさしかなかった。

3月になってディスコードに雪美chがあると知って参加した。雪美Pの熱量はすごい。毎週土曜日に通話しながらお題や雪美を語り合い,雑談して交流して……。雪美Pなんですぐ死んでしまうん?

モバマスを始めたのもこの頃。スカチケで大量の雪美をゲット。紺青雪美超かわいい…すき…。

4月。私の意識を変えた総選挙が始まった。今年はデレステモバマスどちらも準備完了。雪美Pたちにも熱が入る。走った,走りまくった。

雪美Pも,他のPもどんどん企画を立ち上げる。毎日盛り上がるデレマス界隈。語り,ゲームを走り,イラストを眺め,また語り……。

中間発表の日,多くのPたちが驚嘆した

3位 夢見りあむ

4位 佐城雪美

過去の総選挙では小学生アイドルは10位以内には一人もいない。中間では仁奈が9位にいたけれど,総合では0。この快挙にディスコードでも大盛り上がりだった。

しかし,真下には文香と楓さんがいる。ずっと高順位を維持するトップアイドルがこれからは雪美を追ってくる。油断は出来ない。総合6位以下,属性4位以下なんておかしくない。私も,雪美Pたちも熱はいっそう上がった。目指せ10歳JS初のシンデレラ。属性1位の加蓮を追い越すという気概に火が付いた。

 

走り続け,ときには遊び,語り,交流し……。

 

そして,令和元年5月20日。ディスコードで雪美Pたちと通話を繋ぎ,発表の瞬間を待った。

不安と緊張で押し潰れそうだった。総合6位だったら,属性4位だったら,投票が終わってから発表までの約1週間,思考の片隅にはそんな不安がずっと燻っていた。

正午を迎え,そして,大歓声。

泣いているPもいた。何を言っているかわからなくなっているPもいた。

おめでとう。おつかれさま。この二つの言葉が延々とスピーカーから流れ続けた。

私も実は泣いていた。プロデューサーをやってよかった。アイマスのよさに気づけて良かった。昼間だが,祝杯を上げた。こんなに美味しいお酒は,久しぶりだった。

 

 

 

シンデレラガール,本田未央さん,おめでとうございます。新たなシンデレラガールとして皆を引っ張ってください。

夢見りあむさん,遊佐こずえさん,ナターリアさん,声帯の実装,おめでとうございます。美しい歌声をたのしみにしています。

 

佐城雪美さん,総合5位,属性2位,おめでとうございます。ステージの上で輝く貴女を,可憐な歌声を楽しみにしています。

そして,出会ってくれてありがとう。あなたがきっかけで,私はアイマスの良さに気づけました。ずっと,ずっと応援します。

 

 

 

最後に

第8回シンデレラガール総選挙お疲れ様でした。

P達の色々な応援、非常に楽しめました。

アイマス最高!