永遠のサボり魔

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大友の姫巫女

理想郷→オリジナル→大友の姫巫女


理想郷の作品だと、私はけいだんの次にこの話が好きですね
次点で喫茶店のやつです


さて、感想ついでに語りますかね
先日はけいだんについて語りましたし


というわけで以下略


さて、今回の話で全体としては転に入った、という感じでしょうか
今までが国内での毛利VS大友という争いだったのが、
キリスト教VS珠(日本神道?)という宗教戦争になっていきます
感想スレで誰かしらが突っ込んでいましたが、
作者前書の

では、天下など気にする事もできない、小さな戦国異聞を語らせてもらいます。

に対してどこがよwwwというツッコミが入れたくなってきましたね
まあ、織田信長や後の豊臣秀吉に少なくない影響を与えたり
当時の将軍だった足利氏にも影響を与えたり
その時点で小さくないよ!でかいよ!と言いたくなってましたが
とうとう世界単位になってきました


さて、私の世界史の知識なんてゴミのような物なのですのであまり尖った話は出来ないのですが
さらりとこの時代の背景でも
最新話時点では、西暦1565年です
フランシスコ・ザビエルキリスト教を伝道しに来たのが1549年のことですので、
キリシタン大名がそこそこ増えた辺りでしょうか
本格的な弾圧が始まるのが秀吉の時代なので、イイ感じにはやり出した辺りでしょうね


さて、そんな世の中での珠への異端認定
当時の日本でのキリスト教カトリックが主流だったので
キリシタン大名は驚きだったでしょう
珠の父親もキリシタン大名ですしね


なぜ驚きか、というと
異端認定されるということは、公に教会の敵であるとされ
教義上では悪魔にも等しい存在である、という感じでしょうか
つまり、キリシタン大名にとっても珠は宗教上において認めることが出来ないものになったのです
珠自身もマリア信仰の偶像になってしまってて、教義をゆがめていると宣教師には思われていたようなので
これで公に非難できる立場になったんですが……
珠は病院を養護し、弱者救済にも動いているので、病院経営者は珠を切ることが出来ないんですよね
キリシタンの商人にとっても、珠の影響下にある所では大々的な物流があるので無碍にはできないでしょうし
忸怩たる思いは相当に大きいでしょうね


さて……
この世がそのまま進むと、歴史はどうなるのでしょうね
秀吉による宗教弾圧はあるのか
江戸幕府鎖国はあるのか
はてさて、先が楽しみで仕方がありません