永遠のサボり魔

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シーキューブⅥ

C3‐シーキューブ〈6〉 (電撃文庫)

C3‐シーキューブ〈6〉 (電撃文庫)


期末テストを控えた前日。
中間tねすと出赤点を叩きだしたフィアと白穂を囲むように、
春亮の自宅で地獄のような勉強会が開かれていた。
そんな折に現れた一人の少女。
そして彼女を狙う、怪しげな人物。
フィア達はまた、戦いへと巻き込まれていく……。


これだけ書くと、なんか戦闘物のような気がしますね
間違ってはないんですが……


シーキューブの感想を書くにあたって、懸念していたことが一つあります
それはですね……このラノベ、エロいんですよ
直接的な描写はないにしろ、表現がR-18ギリギリです
一部はアウトとしか思えませんが


で、そんな心境で読んでみたわけですが……


やっぱりエロかった!
相変わらず、想像力をかき立てるにくい描写をしますね、この作者
でも、今回はちょっとむりやりな感がありましたが!


ホントどうでもいいですが、
hobo_king氏(最近はたまに何か書いたりしてる)はどんな感想付けるんでしょうね
今回も表紙について熱く語ってくれるんでしょうか
犬の恰好じゃなかったけれど、残念でしたね!
でも、念願のバックスタイルですよ?
大好きなお尻が見えますよ?
よかったですね!


暴走しました
いやあ、でも仕方ない
さそりがため氏の絵が遣りたい放題なんですもん
いいぞもっとやれ!

さてと

そろそろ内容について語りましょう


今回は……なんかこう、酷いなあ……
私がフィアの立場だったら、全力で絶望するかぶち切れて暴れるかのどちらかな気がしますね
キャラの描き方がえぐすぎます
しかしそれが良い……
この残酷さがないとシーキューブじゃないですしね


どたばたコメディとスプラッターが何故か同居できているこの作品ですが
同時に、これがフィアの成長物語でもあると思うのです
主人公も夜知春亮というよりも、フィアだと思えてきます
巻がすすむ度により人間らしくなっていったり、
表情も人間関係もどんどん活発になっていくのがわかります
気落ちした切子に対して、気負うことなく自然に振る舞っていたり
落ち込んだ人にも発破を掛けるように行動しています
どんどん魅力的な女の子になっていってますね




今後味わう絶望が楽しみです




6巻の後書きページでは、またラフイラスト集が掲載されていました
敵役のイラストだったり、水着デザインだったり
あと、5巻での描写ミスについての謝罪がありました
文中表現と掲載イラストに矛盾があった、とのことで
修正版イラストが掲載されていました
個人的には、その次のページに描かれていたイラストがお気に入りです
さそりがため氏GJ!
カラーイラストで見たいと思ったのは私だけではないはずだ


問答無用で★4ですね
続きが楽しみです