これって王道ファンタジー?
オリジナル→これって王道ファンタジー?
ストーリー説明……どうしたもんかな
今よりちょっと未来。
２１世紀の後半の日本では、「萌え」が経済の中枢を担っていた。
そのような世の中での人々の理想・無想・妄想が生んだ存在である電子妖精。
彼女らは、二次元の世界に新たな世界を構築し、魔族と人間が対立する世を生み出した。
そして、少年は……そんな世界へと呼び出されてしまったのだ。
剣と魔法の世界へ勇者として呼び出された少年の運命は……？
こんな感じですかね。まあ、所謂普通のファンタジーものです
先日紹介した喫茶店のとは違い、こちらは主人公の冒険譚ですね
ドラクエ的な世界観、でしょうか
勇者がいて、世の中を脅かす魔王を倒す
王道ですね。でも、本作品は違いました
面白い小説を描く人は、発想が普通の人とは違うんですね
主人公が主人公らしくない
喫茶店のでは、主人公は喫茶店のマスターやってましたが
この作品での主人公は悪役です
でもやっぱり王道作品ですね
勇者と姫さまの組み合わせは然る可き物です
あと、この作品では主人公以外にもフォーカスが当てられてます
主人公パーティの面々には皆ストーリーがあり、それぞれが主人公と言っても良いかもしれません
ストーリー自体も、描き方も「どこかで観た雰囲気」ですけれど
その中でも独自の世界観を維持している作品でした
王道とは使い古されたものですが、それ故に良いものは面白くなるのです
小難しい設定とかもないですしね。気軽に読める作品でした
