永遠のサボり魔

オーディオとかアイマスとかVTuberとかWEB小説に関する雑記

ソードアート・オンライン1


間違いなく面白いのに、
文章にも文句が付けようにないのに、
起承転結も巧みなのに、
話がしっかり作り込まれてるのに、
読み応えもあるのに、
読了後がすっきりしない
そんな不思議な感覚を与えてくれる小説でした


なんて表現したらいいんだろうなあ、これ
美味しいと評判のレストランでオススメ料理を注文したら予想より小さかった、みたいな?
超大作!と銘打たれている新作ゲームをプレイしたら10時間くらいで全クリできたよ、みたいな?
そんな言葉に表現できないもどかしさというか、なんというか
物足りない?・・・違うよなあ


なんというかですね
「ああ、WEB小説だ」
と感じるのですよ
この作品は25部構成されてるんですが
1部ずつ毎日更新されてたら、満足できるかもしれない
なんかそんな気がします


元々電撃大賞に応募しようとして、
規格内に収まらなかったからWEB小説として連載を開始した、という作品なのですが
WEB小説のままで良かったんじゃないかなあ、とも思います
書籍化する価値が〜とか、そう言うことを言いたいのではなく
WEB掲載が似合う作品かなあ、と思うんですよ
横書きで、行間が空いていて
1話更新される度に作者後書きとか感想掲示板とか覗いて
そうやって楽しみたい類の小説だなあ、と


今回は心底悩みました
★5か★4かで
結局★4にしたわけですが
でも、面白いことは確かです
この物足りなさを無くすには終わクロ並の厚さが必要なんじゃないかなと思います……