永遠のサボり魔

オーディオとかアイマスとかVTuberとかWEB小説に関する雑記

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(4)

前書

頗る上機嫌です
普段、二次創作とかウェブ小説とかラノベとか
まあ、いろんな作品を毎日読んでいるわけですが
時々面白い作品が見つかると、
それはもうのめり込むようにして読むんです
疲れとか、眠気とかそんなもをのかなぐり捨てて
「もっと先が読みたい」「ずっと読んでいたい」
と思わせられるものがあるのです
小説であれば、速読して1P/s位で読み進めて
ウェブ小説なら20行くらい速読して、
概要を頭にたたき込んでから元の箇所まで
ページ(行)を戻してじっくり読んだりだとか
そんな慌ただしい読み方を時々しているんです
話が面白いから、私が好きな話だから、そうなるんです
大抵、私が★5を付ける作品はそうなります
というか、そうならない作品には★5付けてないかも?

とりあえず魂の叫び

京介の置かれてる状況を考えてみた

  • 読モやってる美人でスタイルの良いの妹(14)がいる
  • その妹の友達(黒髪ロングで清純系美少女)に「お兄さん」と呼ばれてる
    • その子に蔑んだ目で「死ね!」「変態!」「ロリコン!」と罵られる
    • 罵ってても相変わらずの「お兄さん」呼ばわり
    • しかもメルアド&携帯番号知ってる
  • 猫耳黒ゴスで中二病持ちの美少女(15)と友達
    • 「兄さん」と呼ばれてる
    • 携帯番号とメルアドは当然のように知ってる
    • 普通に親しい
  • ぐるぐる眼鏡などう見てもガチヲタな女性と友達
    • 背が高くてスタイルがべらぼうに良い
    • それなりに地位がある模様
    • 携帯番号&メルアド知ってて普通に仲がいい
  • ちょっと地味な同い年の幼なじみがいる
    • 料理うまい


     ____   
   /      \ 
  /  ─    ─\  
/    (●)  (●) \ ふむ 
|       (__人__)    |   
/     ∩ノ ⊃  / 
(  \ / _ノ |  | 
.\ “  /__|  |   
  \ /___ /   


……
…………

                     _____  
           r⌒ヽ、   .  / ー  ー\
          / \  \. / ( ●) ( ●)  
         _/ / ヽ   /     (__人__) \  
        〈__/  . |  |       ` ⌒´   | 乗っ取ってくる!!
             /  .\     i⌒\   / 
            ./   / ⌒ヽ, _.ヽ  .\/
        .__   r  /     |/ー、\   \ 
       ."ヽ |  i,        ノ   .\^   i
         .| ヽ./ ヽ、_../   /     .  ヽ、__ノ
         .i /  //  ./   
         .ヽ、_./ ./  /    
             ./ /      
           .ノ.^/   ダッ
           |_/  


あやせとの関係なんて、どう見ても
「我々の業界ではむしろご褒美です」
じゃないかあああああああああああ
ドMの友人にあやせのことを言ったら
「羨ましい」と仰しゃってました
流石訓練された愚民だわ
もっと罵ってあやせさん!

本題

あ、やっと感想書ける
今まで何書いてたんだ私


さて、以下は盛大なネタバレが含まれますので続きからどうぞ




桐乃はどこまでいっても不器用だな、とそう思います
でも、ぶれてないんですよね
ずっと、ずっと、桐乃の目の先には京介がいるんじゃないかな
でも、素直になれない。
プライドが邪魔をして、素直に感謝を言えない
兄の言葉には反発めいたことを言ってしまう
自分以外の女の子と仲良くしているのを見るとむかむかしてくる
それで口を出して、喧嘩になって
ムキになって謝ることが出来なくて


京介と喧嘩をして別れて、その日の夜は桐乃はどうしているのだろうか
部屋で泣いているのだろうか
毅然と歯を食いしばっているのだろうか
私にはここに「気にしないで遊んでいる」という情景を想像することが出来ません
だって桐乃は凄く脆い少女であると思うから


そんな冷たい態度を取ってしまって
兄には間違いなく嫌われているはずで
でもやっぱり、兄には甘えたいんですかね
作中で京介が語ったとおり、桐乃には多くの友人がいます
オタク仲間である黒猫や沙織。
桐乃のことを第一に考えているはやせ。
彼女たちにはオタクであることを晒してもいいし、
そちらの話だってしたっていい
でも、桐乃は京介に妹物のエロゲーをやらせて
そしてその話をしたり一緒にゲームをしたりと、しています
好きなモノを好きな人と話をしたい
同じ話題を、空間を共有したい
多分、考えてはおらずともそれを求めているんじゃないでしょうか


物語の後半で、桐乃は京介に謝罪して、感謝を表します

「……いつも、ありがとう」

この一言を口に出すのに、どれほど葛藤したことでしょうか
いつも言いたくて、でも言えなくて
京介にこの言葉が伝わったことを確認して、桐乃は安心したように息を吐きます
言いたかったことをやっと伝えることが出来て
胸の内に溜まっていた不安と緊張も、それで吐き出せたことでしょう
桐乃は続けます

「あんたがあたしに今まで色々してくれたこと、すっごい、感謝してるから。アンタがいなかったらあたし一人じゃ、絶対お父さんのこと説得できなかったし……あやせとも仲直りできなかったし……」
「こいつらとも、会えなかった。ずっと、一人でもやもやして、誰ともゲームとかアニメとかの話、できなくて、どうにもならなくて……どうなってたか分かんない」
「だから、その、えっと────そ、そういうことなの!」

言葉足らずでも、それでも桐乃がずっと言いたかった兄への感謝
ずっと構ってくれた兄へ
助けてくれた兄へ
支えになってくれた兄へ
嬉しさを、やっと表に出せたのです


また、この時桐乃は黒猫に対して初めて「友達」だと明言しました
自分のために動いてくれた黒猫が兄に責められるのを見て
非は桐乃自身にあるのに、それを責めず兄との仲を取り持ってくれて
多分、咄嗟に放った言葉だったのでしょう
でも、それは間違いなく桐乃の本心です
大事な友達だと思っているからこそ庇ったのだし、その言葉なのだから
黒猫も嬉しかったでしょうね。やっと「友達」だと言ってくれたのだから
多分、二人とも、それでからかわれたら真っ赤になって反論してくるでしょうがw


最後、桐乃は兄には肝心なことは言わずに発ちました
己の努力の原点と、思い出だけを兄に話して
兄と一緒に進めた、エロゲのエンディングは
恐らくは兄妹が離ればなれになるものでした
泣いたのはそれに自信を投写したのでしょうか
だから多分、兄には自分がアメリカに行くことを話さなかったのだと思います
それを話したら泣いてしまうかもしれないから
別れの前だけは笑っていたかったから




第一部完、といったところでしょうか
次の物語はどうなるのでしょう
黒猫の話になるのだろうか
それとも桐乃の話になるのだろうか
アンケート次第で、変わるのでしょうかね

結論

★5です。これは★5以外に付けようがない
大好きです、もう
とても良かったです
ああ、アンケート書かないとな
さーて、どうしようかなあ……