鋼殻のレギオス１〜１２

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

鋼殻のレギオス12 ブラック・アラベスク (富士見ファンタジア文庫)

最強キャラって扱いがとても難しいんです
しかも、桁が違うどころか次元が違うレベルとかだと特に
バランスが難しいのですよ
一人が特出してると、他のキャラクターの影が薄くなる
戦闘が多い作品とかだと、ソレも難しい
いつの間にか、全員がチートな強さになりかねませんしね

この作品はそんな異常な強さをバランスよく纏めてる作品です

いやー、おもしろかった！
なんで今まで読んでなかったんだろうこの作品！
主人公は強くあるべし！
いやもー、いいですね
ちょっとうじうじしてても、やるときやってくれる
いやー、すかっとします

さて、全巻通しての感想となるとなかなか難しいもので
語りたいことが多すぎて書き切れなさそうなんですよね

というわけでキャラについて語るか！

主人公

レイフォン・アルセイフ
作中では最強クラスの武芸者
実際に、学園都市ツェルニでは並ぶものが居ないほどの隔絶した強さを誇る
容姿端麗で強さもぴかいちで！
もうね、いいね！
何巻だったかな……１０巻だったかな？
一般人が「このモテ男め！」と嫉妬に駆られてるお話があるんですが
実際にこんなハイスペック野郎がいたらどうしようもないですよねー
周りに女の子侍らせててもチクショウもげろとしか思えないくらい

彼は彼なりにいろいろ思うところもあるみたいですが
これからも苦難を突き破って欲しいですね

メインヒロイン のはず

リーリン・マーフェス
レイフォンの幼なじみ
一般人。でも不思議な能力を持つ女の子
眉目秀麗。成績優秀。気配り上手で料理もピカイチ
何この正ヒロイン属性
そんなに狙ってると人気でないよ！

実際どうなんでしょうね、彼女の人気

最初はあまり登場してなかったのに
存在感が凄まじいですね
レイフォンの支えだったり
最近だと不思議な力に目覚めてきてるし
ヒロイン属性だし

いいねえ！熱いねえ！王道だねえ！
囚われのリーリンを救い出そうとするレイフォン！
しかし、その前に立ちはだかるのは圧倒的な力を持つ女王と、その臣下達！
彼等の運命や如何に！

なんかこう書くと西洋ファンタジーっぽいですね
お姫様と騎士様と悪の女王的な
おおむね間違ってないと思うけど

真ヒロイン だと信じて疑わない

フェリ・ロス
人形のような精緻な美しさの小柄な少女
そして、天剣に認められるほどの才能を有した念意能力者
その才能は、圧倒的な実力を持つレイフォンが信頼するほどのもの！

そのうち書くんですけど、
「奏楽のレギオス」という二次創作が理想郷にありましてね
まあ、フェリが可愛いんです
そして、これもまた後で書くか分からないんですが
「鋼殻のレギオス -MISSING MAIL-」という原作をコミックしたものがあってですね
それのヒロインがどうみてもフェリなんですよ
登場回数がすんごく多いんですよ
どのシーンみてもレイフォンラヴなんですよ

つまり何が言いたいのかというと
フェリが大好きだー！
とそういうわけです

原作読んでるときは
「ああ、可愛いな。これは人気の出るサブヒロインだ」
としか思ってなかったのに、今では
「レイフォンの相手はリーリンだろうけど、レギオスのヒロインはフェリでしょ？」
としか思えなくなってきました

いやしかし困った
私は原作でのカップリングを最優先に考えるんですけど
原作小説だと、明らかにレイフォン×リーリンなんですよ
しかし、コミックだとレイフォン×フェリとしか思えない
作者は何のつもりなんでしょうか
いいぞもっとやれ

そういえば、アニメのフェリがすんごく可愛いらしいですね
ＤＶＤでてるし、レンタルしてこようかな

原作でフェリ報われないかなあ……
奏楽のレギオスでキャッキャウフフしてるの見るだけじゃ寂しい……

メインヒロイン→サブヒロイン→準主人公

ニーナ・アントーク
第１７小隊隊長
毅然とした心根の持ち主で、熱血漢
最初はそれでもヒロイン属性があったのに、
今ではある意味レイフォンより主人公してる気がする
成長的な意味で

多分、ニーナが作中で一番成長してるんじゃないですかね
精神的にも、戦闘力的にも
挫折して、這い上がって、力を手に入れていって
少年漫画の王道ですよね
カッコイイです

ニーナが主人公となると……
ヒロインは誰だ？
ツェルニなのかな……
レイフォンは師匠的な扱いだし……
リーリンは友人キャラだし……
フェリは…………うーん

ニーナは結構好きですね
フェリ＞ニーナ＞レイフォン＞リーリン＞その他
くらいには好きです
頑張って欲しいですねー
深遊さんのコミックでは彼女が主人公ですしね
今後がたのしみです

さて

こんなものでしょうかね
シャーニッドは典型的なガンナーキャラで好きです
原作読んでると、ロックオンとかクルツのせいで、
脳内ＶＣが三木眞一郎になってしまうくらい典型的ですし

評価は★４で
★５にしようか非常に迷ったんですけどねー
１３巻でいきなり★５にしちゃうかも
どうしよっかなー
とりあえず、発売日を楽しみにします